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カルチャースクールの管理システムとは

カルチャースクールとは、スポーツから文化まで様々な講座を提供する会社や団体、もしくはその施設そのもののことを指します。

規模は様々で、地域密着型の小規模なものもあれば、新聞社やデパート、ショッピングセンターなど全国展開しているところもあります。

そのため、規模について明確な定義があるわけではありません。

しかし、少なくとも「習い事」「お稽古事」といった言葉からイメージされる規模よりは大きい、という印象は多くの人にあるといっていいのではないでしょうか。

「習い事」「お稽古事」という言葉からイメージされる規模感

  • 先生 ≒ 運営者1人と生徒1人
  • 生徒はいてもせいぜい数人
  • 先生が自宅の空きスペース・空き時間で
  • ご近所の生徒数人相手に
  • 自分の特技を教え
  • 謝礼金を手渡しで貰う

こんなところではないでしょうか? 「カルチャースクール」から思い浮かぶ規模感はこれよりはきっと大きいですよね。

ご近所の「習い事教室」「お稽古事教室」を抜け出して「カルチャースクール」を運営する際に必須になってくるのが、スクール管理システムです。なぜなら

  • 講座や講師のスケジュール管理
  • 教室の予約状況の管理
  • 生徒からの申込対応
  • 生徒からの集金および未入金者への対応
  • 講師への支払い
  • 次回講座の備品の管理

etc, etc…

これらのことを記憶やメモ、いくつものExcelファイルなどで問題なく管理することができるでしょうか? 管理はかなり煩雑になり効率は悪化、ミスを招く原因ともなります。

こうした情報を一つのシステムにまとめ、登録・閲覧・集計・管理可能にするスクール管理システムが必要なのです。

スクール管理システムを使うメリット

スクール管理システムを使うことで、煩雑な事務作業の効率化、情報の抜け漏れ防止、管理ミス撲滅による講師および生徒の満足度向上などが期待できます。

スクール管理システムでできることを大まかに説明します。

■会員管理

スクールの生徒を登録することができます。誰が、いつの何という授業に申し込んでいるか、実際に出席したか、などを登録・閲覧・管理・絞込できます。

■講座管理

授業・レッスンの日程やタイトル、内容をコマごとに登録できます。

受講料・教材費はいくらなのか、担当講師は誰なのか、の設定や、受講申込した生徒の一覧、教室の予約など。

■講師管理

いつの何という授業・レッスンを担当しているか、出勤回数は何回か、月次報酬がいくらになるかの自動計算、支払明細や調書の印刷、振込データ生成など。

■経理管理

生徒からいただいた前受受講料の集計、売上金計上、日次・月次・期ごとの経理科目集計および資金科目集計など。

といった機能があります。

これらのシステムを使うことで管理を省力化できると同時に、人為的ミスを減らすことにもつながります。作業の効率化で生まれた余裕は、講座内容をよりいいものにブラッシュアップするなどの本質的な活動にまわせるでしょう。

それが講師の不満解消や生徒の満足度向上などのいい循環を作っていくことになります。

スクール管理システム選びのポイント

スクール管理システムをスクール運営者向けに提供しているB2Bシステムメーカーは何社もあります。

このシステムを自社のスクールに導入することになるわけですが、その際の選び方としてまずは、その事業者が謳っている最大の特色を調べるといいでしょう。

例えば、あなたのスクールが〇〇業界だとして、ある事業者のスクール管理システムが○○業界に特化しています! ということを売りにしているのなら、ベストマッチです。

検討の筆頭候補でまずはいいかも。

逆に、例えば多言語対応は特に要らないなと思っているのなら、そこを推しているシステムはいったん対象外にしてもいいかもしれません。

ただし不要な機能をオフにするカスタマイズに柔軟に対応してくれる事業者もありますので、そこは相談してみてください。

スクール管理システムの特徴・料金比較

以下に代表的な5つのスクール管理システムを比較します。参考にしてみてください。

マイクラス

料金プラン:ベーシックコース

初期費用:110,000円~ + 月44,000円~(金額は税込)

無料トライアル:デモ可

サービス内容

  • 学生管理
  • 講座管理
  • 講師管理
  • 窓口での予約管理
  • レポート機能

特徴

  • 導入拠点数200以上
  • Pマーク取得済み
  • 他社乗り換え事例なし

LESSON

料金プラン:-

初期費用:2,200,000円 + 月66,000円~(金額は税込)

無料トライアル:デモ可

サービス内容:

  • 受付(会員検索・会員リスト・講座検索)
  • 管理(講座管理・講師管理・マスタ管理)
  • 営業(日報・利益管理表・前受金集計表)
  • 講師報酬(月次処理・年次処理)
  • POS(簡易)

特徴

  • 月額型/ライセンス購入型、クラウド/オンプレミスを選べる

テクノSMS

料金プラン:-

初期費用:143,000円~ + 月11,000円~(金額は税込)

無料トライアル:試用期間設定あり

デモサイトあり

サービス内容:

  • 受講生管理
  • コース管理
  • 講師管理
  • スケジュール管理
  • Eメール・連絡
  • 経理管理
  • レポート
  • 問い合わせ

特徴:

  • スクール管理システム専門業者としてのノウハウ
  • Pマーク取得済み
  • 大規模スクールのシステム移行実績あり

プラチナスクール

料金プラン:ベーシックプラン

初期費用:55,000円 + 月26,400円~(金額は税込)

無料トライアル:デモ可

サービス内容

  • 生徒管理
  • 契約・販売管理
  • 入金管理
  • 受講・出欠管理
  • 入退室管理
  • 成績管理
  • ToDo管理
  • コンテンツ管理
  • アンケート・メッセージ管理
  • 生徒マイページ

特徴:

  • クラウド型だが独自カスタマイズ対応
  • 導入サポートあり

バスキャッチ

料金プラン:-

初期費用:0円~ + 月12,100円~(金額は税込)

無料トライアル:無料訪問デモ可

料金シミュレータ:あり

サービス内容:

  • スクール管理
  • 振替・欠席連絡
  • メール・販促(アプリ通知)
  • 体験・入会申込管理
  • 短期教室申込管理

特徴:

  • スイミングスクール/フィットネス特化
  • バス送迎用のバス位置情報配信オプション
  • Pマーク取得済み

各ツールの比較

おすすめツールランキング

  • マイクラス
    5

    マイクラスは、カルチャーセンターや大学の公開講座などの運営に必要な会員管理・講座管理・講師管理・経理管理のすべてが連携したスクール管理システムです。
    株式会社メディアシークが提供しており、稼働実績業界最長・スクール管理システム知名度No.1を謳っています。

  • テクノSMS
    4.5

    テクノSMSは、スクール専門業者であるTECHNOPIAN株式会社によるオールインワン型スクール管理システムです。
    登録受講者数85万人以上の実績があるほか、受講生マイページ・講師マイページのどちらのスケジュール画面からでもオンライン授業にアクセスできる最新のオンライン授業支援機能も用意しています。

  • プラチナスクール
    4.3

    プラチナスクールは、生徒管理を中心としたオールインワンパッケージのスクール管理クラウドサービスです。
    提供元の株式会社大和コンピューターは、IT導入補助金2022のIT導入支援業者として採択されています。

  • LESSON
    3.5

    LESSONは、カルチャーセンターや大学の生涯学習、各種教室の講座などさまざまなスクールの運営を支援するスクール統合管理システムです。
    株式会社りーふねっとが提供しており、カルチャースクールのほか文化教室や料理教室などの各種教室、大学の生涯学習センターに導入実績があり、日本全国100拠点以上の窓口で利用されています。

  • バスキャッチ
    3

    バスキャッチは、語学スクール・カルチャースクール・スポーツクラブ・学習塾・予備校などの各種スクール向け会員管理システムです。
    提供元のVISH 株式会社はクラウド型バスロケーションサービスを提供しており、幼稚園・保育園・こども園向けバスロケシステムおよび教習所向けバスロケシステムNo.1を謳っています。